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彼らは涙の谷を過ぎるときも、そこを泉のわく所とします。初めの雨もまたそこを祝福でおおいます。 詩篇84篇6節

教会・礼拝 Q&A

「教会」「礼拝」
今までに、何度かは耳にしたことのある言葉ですよね。
でも、実際にどんなところで、何をしているのか、知らない方も多いのではないでしょうか?
当然、不安になりますよね。
そんな、不安や疑問にお答えすべく「教会・礼拝Q&A」を順次掲載していきます。

 教会へ行く
 礼拝について
 知っておくと礼拝が充実すること



 教会へ行く 

Q:知り合いにクリスチャンは一人もいません。誰かの紹介が無くても行っていいのですか?
A:私もはじめは一人きりで、しかも突然教会に行きました。
  神さまはすべての人を愛し、ご自分のところに来るように招いておられます。
  神さまが招いておられるのです。ですから、初めての人も遠慮しないでお越しください。
Q:電話やメールをしてから行った方がいいですか?
A:定期的な集会ならば突然お越し頂いても全く問題はありません。大歓迎です。
  しかし、事前にご連絡を頂ければより適切なご案内をさせて頂けます。


 礼拝について 

Q:礼拝って何をするのですか?
A:礼拝とは、私たちの教会が最も大切にしている集会です。
  神さまに祈りを捧げ、神さまを讃美して、聖書を読んで、聖書のお話しを聴きます。
  お話といっても宗教的な戒めのお話ではありません。
  私たちは聖書の言葉を神さまの言葉と信じていますので神さまの言葉を読んで(聴いて)その解き明かしを通して、ご
  一緒に神さまにあっての「喜び・平安・愛・希望・勇気のあふれる人生」を考えます。
  一般的な礼拝は、この様な流れですすめられます。

       前  奏
       招  詞
       讃  美
       聖書交読
       祈  り
       主の祈り
       賛  美
       聖書朗読
       説  教
       献  金
       頌  栄
       祝  祷
(上の文字をクリックすると説明が表示されます。戻る場合にはブラウザーの戻るを利用してください。)
Q:礼拝は何時間もやってるの?
A:私たちの教会では1時間くらいです。
  週の初めの日曜日に、心静まる時を持って歩みだす一週間。
  とても充実したものとなる事でしょう。ぜひ、お勧めいたします。
Q:礼拝に参加するときの服装ってなにか決まりがあるんですか?
A:ありません。普段着でお越しください。
Q:礼拝に参加するためには何か必要なものはありますか?
A:何も必要ありません。
  礼拝では聖書や讃美歌を使用しますが、教会の備え付けのものをお貸しできます。
  私たちの教会では、聖書は「新改訳第三版」、讃美歌は「日本基督教団出版局」発行のものを使用しています。
  また、ご希望の方には新約聖書を無料で進呈してます。ご遠慮なさらずにお申し出ください。
Q:礼拝に参加するのにはお金がかかるのですか?
A:入場料、拝観料、受講料、聴講料といった費用を請求されることは一切ありません。
  ただし、礼拝中には献金の時がもうけられます。
  でも、この献金はあくまで自由意思によるものですので強要されることはありません。
Q:献金とはどんなもので、何に使われるのですか?
A:献金とは、神さまを信じる者が自発的に神様に捧げる行為です。
  神さまに生かされている事に感謝し、そして神さまから日々頂いている恵みの一部を感謝を持ってお返しするものです。
  額が決められていたり、強要されることは一切ありません。
  私たちの教会では礼拝の中で献金の時を持ちますが、主旨のよくわからない方、お持ち合わせのない方は献金袋が回
  ってきたら、そのまま次の方にお回しください。
  献金は神様のご用のため、教会の運営のために使われます。
Q:一度教会に行ったら、しつこく勧誘されませんか?
A:教会に行く、行かないも自由意思です。(それは、行った方が良いと固く信じていますが)
  教会に初めていらした方には、差し支えない範囲で簡単なアンケートに連絡先をご記入して頂いています。
  これらの情報は教会で特別なイベントが行われる際にご案内を差し上げるのが目的です。
  何度も電話をかけたり、しつこくお宅に伺ったりすることはありませんのでご安心してお越しください。


知っておくと礼拝が充実する事

Q:お祈りや讃美をした事が無いのですけど...
A:わからないところは、周りに合わせれば大丈夫です。
  初めての方がお越しだとわかれば、礼拝の司会者が特に丁寧に説明をしながらすすめてくれます。
  礼拝の流れや讃美歌の曲番号は受付で配られる週報に書かれていますのでご安心ください。
  お祈りは、黙祷の姿勢をとって頂ければ大丈夫ですし、讃美歌がわからなければそのまま聞いていてください。
Q:お祈りや讃美歌の後に「アーメン」と言いますがどういう意味?
A:「アーメン」とは、旧約聖書の元の言葉【へブル語】で「本当です」「その通り」「そうなりますようにと同意・賛成し
  ます」という意味です。
  ですから、いま祈った祈りは「私も本当にそう思います」という気持ちで「アーメン」と言います。
  讃美歌も同じで「今歌った歌詞の通りです」という思いで「アーメン」と最後と言っています。
Q:前奏とは?
A:私たちの日常生活には様々なことが起きるものですよね。
  何かに追われあわただしい思いをすることがあるかもしれません。
  またある時には、不安な思いで心乱れることがあるかもしれません。
  これから行われる礼拝に向けて、ピアノによる讃美歌の演奏を静かに聞きながら神様の前に心を鎮める時を前奏と呼んで
  います。
Q:招詞とは?
A:聖書で言う教会とは、建物のことではありません。
  神さまによって「呼び出された者たち」あるいは「召し出された者たち」という意味なのです。
  礼拝の始めには、呼び出された人たちへの招きの言葉として聖書の言葉が朗読されます。
Q:讃美とは?
A:讃美とは「ほめたたえる」という意味です。
  礼拝へと招いてくださった神さまを讃美し、神さまが崇められるよう祈りつつ古くから伝わる讃美歌を歌います。
  私たちは、これを歌によっての神さまへの「喜びの応答」「感謝の表明」と考えています。
  聞いているだけで、とても心静まり、安らぎの時となることでしょう。
Q:「主の祈り」とは? それにどんな意味があるのでしょうか?
A:これが「主の祈り」です。

    (呼びかけ)
       天にまします我らの父よ

    (神さまを賛美する3つの祈り)
       ねがわくはみ名をあがめさせたまえ。
       み国を来たらせたまえ。
       みこころの天になるごとく、地にもなさせたまえ。
        
    (人の必要のための3つの祈り)
       我らの日用の糧を、今日も与えたまえ。
       我らに罪をおかす者を、我らがゆるすごとく、我らの罪をもゆるしたまえ。
       我らをこころみにあわせず、悪より救い出したまえ。

    (信仰告白)
       国とちからと栄えとは、限りなくなんじのものなればなり。
       アーメン



  もしかしたら、映画やドラマの一シーンで一度くらいは耳にしたことがあるかもしれませんね。
  「主の祈り」とはイエス様ご自身が弟子たちに教えてくださったお祈りのことなのです。

  主の祈りはまず、神さまに対する呼びかけから始まります。
  イエス様は神さまをお父様と呼びなさいと教えられました。
  神様は偉大なお方ですが、同時に私たちの父でもあるのです。
  親しみをもって神さまへ向かって祈り、お父様と呼んで良いのだと教えてくださったのです。

  そして大きく二つのことを祈ります。それは神様のためと、人のための祈りです。

  神様のために三つのことを祈ります。
  それは神の御名が崇められるように。
  つまり神様のすばらしさが全世界で認められるようにという祈りです。
  また御国が来ますように。
  神様の支配される世界が完成され、人々の内に愛と平和が実現しますように、という祈りです。
  そしてその平和な御国の実現が、人の横暴な力や強引な計画によってなされるのではなく、
  神様のみこころのうちになされますようにと祈るのです。

  次に人のために三つのことを祈ります。
  日毎の必要が満たされますように。
  もちろん私たちは食べ物がなければ死んでしまいます。
  でも、それらは食べればなくなってしまいます。
  私たちは、なくならない食べ物、聖書の言葉によっても養われなければ心に本当の平安は得られないのです。
  ついつい私たちは「自分がしっかりしていれば、自分ががんばっていれば、神など必要ない。」
  このように、考えてしまうことがあります。
  聖書では、神さまと私たちの関係がこのように断絶している状態の事を罪と呼びます。
  しかし、神さまは、この罪をも許してくださると仰るのです。
  私たちも人をうらみ、ねたみ、心の中が怒りでいっぱいの生き方は避けたいものですよね。
  そして、試みに会わせないで。。。この世には試み、誘惑がいたるところに山ほどあふれています。
  自分の意思だけで、それらを振り切ることはとても難しいことですよね。その手助けを祈ります。
  できれば試み自体が無いほうがありがたいものですよね。これも祈ります。

  そして、神さまがすべてである、という信仰を告白します。
  最後には、アーメンです。心からそう祈ります、という意味です。
Q:祝祷とは?
 A:礼拝は神さまからの招詞、招きの言葉に始まり、神さまからの祝福をもって終わります。
  「神さまからの祝福を牧師が祈る」という意味で「祝祷」と呼ばれています。
  礼拝の最後に神さまからの祝福を受けて、また日々の生活の場所へと派遣されていくのです。